こんにちは。 北研・亀田です。
QHM・haik ユーザーの皆様、 非常にお待たせしましたが、QHM・haik が再スタートします。
QHM・haik ユーザーの方にとっては 非常に重要なお知らせとなります。
最後まで、ざっと目を通してください。
(1) これまでの経緯
ホームページは単なる手段
北研は、ソフトウェア開発事業からスタートしました。目的は、ソフトを販売することではなく、「誰もがWebマーケティングや、Webを活用できるようになり、社会の発展に貢献すること」です。
その想いを持ち続けながら、仕事をしてきました。
一番の課題は「教育」にある
そんな中、ソフトウェアでは解決できない「教育の問題」を発見しました。目の前に、使える知識や道具が溢れているのに、手に取れない現状を見ました。原因は、現代教育の「正しい解き方を教われば、正しい答えにたどり着く」「これを反復練習する」というパラダイム(考え方でした)。
そこで、教育に何かできないか?と考え、起業から3年後には、少しずつ「教育」や「学習」について、少しずつ研究してきました。そして、その成果がある程度、固まったところで、toiee Labを設立し、事業転換をすることになりました。
事業譲渡するが、継続できなくなる
北研の事業をソフトウェア会社から、教育に転換する際、当時の開発チームと話し合い、北研のソフトウェアを「事業譲渡」することにしました。
しかし、事業譲渡先の事情で、QHM(haik)の継続が難しくなりました。そこで、すでに自分の手を離れたQHMですが、ユーザーの皆様のために何かできないか?と思い、代替サービスを提案したり、新たな譲渡先を探しました。
新体制が決定
そして、今年の8月ごろに、ある方から提案をいただき、事業譲渡先が決定しました。
新譲渡先の方と、これからのインターネットや、ビジネス、社会の変化を考え、ただ継続するだけでなく、どのような方向に進むのか?を検討しました。
そして、それを体現する「新しいQHM」として、再スタートできるようになりました。
(2) 現代において、ホームページを自作する意味とは?
不満だらけのホームページ事情
QHMが本格スタートした2006年から、早くも10年が経ちました。当時を思い出せば、インターネットで情報発信するときの「障壁」は非常に高かったです。
製作代行は、高いし、仕事は遅いし、更新作業のたびにお金はかかるし、コピーはかけないし、ページは少ないし、HTMLは間違っているし・・・。なのに、彼らに頼るしかない状況でした。
ところが、あれから様々な技術発展とインターネットサービスの発展によって、Webページを持つ障壁は下がり続けました。
便利な世の中になった
現在、英語の壁を越えることができれば、たくさんの優秀なWebサイト作成サービスに出会えます。現に、toiee Lab では「全部、Webサービスで」構成しています。
WebサイトはMedium、会員サイトはTeachable、メールはMailerlite、フォーラムはSlack、コーポレートサイトはStrikinglyなどを使っています。
こんな時代に、「わざわざ、ドメインを取得して、レンタルサーバーを契約して、難解な設定を行い、インストールをして、使い方を覚えて、Webサイトを作る」意味は何でしょうか?
あと少しだけ、学べば・・・
Webサービスが発達した現在、自分でレンタルサーバーを契約するというのは、茹でるだけで美味しい乾麺があるのに、「うどんを小麦粉から練って作る」に等しいです。
せっかく作るのなら、あと少しだけ、背伸びをすることを、強く勧めます。 例えるなら、「せっかく手打ちうどんするなら、小麦粉をいいものに変えましょう」ということです。
具体的には、「情報デザイン」と「デザインそのもの」を学び、QHM・haik の「自由レイアウト」を、自在に操って、思い通りのデザインを実現できるようになることです。
ただ、文章を上から下に書くだけなら、Mediumで十分だと思っています。QHM・haikの最大の強みは、「レスポンシブデザイン」で自由にデザインを作れることです。
未だに、これほどの自由度を、簡単に実現できているソフトウェアは見たことがありません。
(3) 新体制で何が変わるのか?
譲渡先について
QHMの譲渡先は、以前からQHMのヘビーユーザーで、Webコンサルタントでもあり、過去に行ったQHMアワード(表彰式)でも、2回も賞を獲得した方です。私たちよりも、QHMの使い方に精通しています。
出来上がったWebページを見たとき、「これって、本当にQHM?」と思うことが、多々ありました。そんな「スーパーユーザー」のチームに、引き渡すことにしました。
名前が変わります
新しくスタートする、QHMは「会員サイト」をゼロから作り直していただきました。QHMをもっと、もっと使いこなすためのサイトとして生まれ変わりました。
先にも述べたように、「わざわざ作るなら、あとちょっとだけ」背伸びをして、すごいWebサイトを自由自在に作れるようになってもらえるように、コンテンツを用意しました。
おそらく、現役の制作代行業者が、お忍びで殺到するんじゃないか?と思うほどです。彼らが苦労して作っているものを、やすやすと実現するノウハウが凝縮されています。
そんな新しい「Web作成ソフト」になったこともあり、ソフトウェア名を変更することになりました。
QHM・haik ではなく、大文字の「HAIK」になりました。
明日のメール
明日のメールで「HAIK」の新しい可能性と ワクワクでする魅力についてお伝えします。 お楽しみに。
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